2006/07/02(日)screen

screenとは

仮想端末を作ったり,管理したりするソフトです.CUIでの作業が安全になります.

GNU Screen@GNU Project

メリット

ネットワークが切断しても,screenのプロセスは生き残るので,再接続時に続きの作業ができます.

複数の仮想端末を作り,切り替えながら作業ができます.

使い方

コマンド概要
screenscreenを新しく起動し,新しい仮想端末を作ります
screen -ls起動中のスクリーン一覧を表示します
screen -wipezombie化したスクリーンを削除します
screen -r最後に抜けたスクリーンに再接続します
screen -d [pid.tty.host]指定したスクリーンをdetachします\未指定の場合は,現在のスクリーンになると思います
screen -Ddオプションとほぼ同じですが\スクリーンに接続しているセッションのログアウトも行います

コントロールコードを入れてから,いろいろ命令を書くこともできます.新しいウィンドウを作るとか,画面を分割するとかもできるので,いろいろまとめたいところ.

テクニック?

ログインシェルとして使う

screenをログインシェルとして使うことで,screenの起動忘れを防げます.このとき,.screenrcshellに普段使っているシェルを指定するのを忘れないように.

exitをscreenのdetachに割り当てる

alias exit='screen -D'

スクリーンをdetachするのと同時にログアウトします.スクリーンを抜けるだけなら,screen -dになります.

manual

[linux:jman:screen]