2006/06/01(木)顔合わせ
G大学のM先生との共同研究の記録.M先生は,G大学における計測機器全般を管理しているらしい.今後,そこの機材を利用させて貰うかもしれない.
内容
- 相手側,自分側の持っている研究のネタについて.
- それぞれの,研究目的.
- 自分の就職活動.
- 相手側にある機材について.
相手側
専門
最近は,感染制御に関して.患者の病状だけではなく,医者側の抗体の確認,2次感染防止のための取り組み.特に,針などを間違えて指に刺してしまう等の感染が非常に怖い.
所属等
検査部にいるため,一通り検査データを扱っている.1万件/日程度の検査データが来る.
期待していること
今までは,検査データからほとんど分析等を行ったことが無い.また,データを管理する専門スタッフがいない.検査データから有効な分析結果が出ていないのは,データの分析方法に問題があったから.M大学の持つデータマイニング技術を使いたい.
機材等
いろいろ紹介されたが,現状関係がありそうな項目のみリストアップ
- 脳波 \暗室があり,長時間のデータ収集が目的.同時に医療目的で長い紙に出力していたが,そのまま,データをデジタルデータとして取り出せるのか?\20件/日程度
- 血液 \受付においてある受付機に,診察カードを通すと,検尿用カップ,採血用試験管に自動的にラベルが貼られる.\件数に関しては不明だが,最も一般的検査であるため,相当数あるのでは?
- MRI \SiemensとGEの2者の装置が置いてある.GEの方がfMRIに対応しており,来年更新予定.\100件/日程度?
- MEG \今年新しく入ったため,まだ稼働していない.
R研との共同研究
今度話を聞きに行く.相手側に,どの分野の聞きに行くのか伝えるために,2-3行程度でそれぞれの専門分野を伝える.自分も行くようにと教授に言われたが,この共同研究は,ゲノムに関しての共同研究を予定しているため,自分たちが関わるべき内容ではない.
とりあえず
ほどほどにいい先生の模様.医療に従事しているだけあって,現場でのことをテーマにした研究が多そう.ただ,やはり研究者,という感じが否めない.
多くの検査機器が自動化されていた.また,相手の先生もそれを売りにしていた感じがある.
医療の現場でほぼフルに動いているため,我々が実験に使いたいと言っても,なかなか使わせてもらえる様子はない.特に,病院であるため,緊急の割り込み等も多いようだ.
次回打合せ
7/5 (水) 午後