ノウイング
2009/07/12
人類が滅亡するかもってお話。
50年前に埋められたタイムカプセルから出てきた謎の数字の羅列。
そこには大事件が起こる日時と死ぬ人数が書かれていた。
そして、書かれている最後の日付には......
以下ネタバレ注意
また、独断と偏見に満ちた解釈をしています。
2012年に起こる太陽の活動の活発化を元にしたお話です。もしかしたらこの映画のようになるかもしれないという一種の未来予想の映画になっています。
一部聖書と絡めてあるようです。
二酸化炭素排出等による温暖化*1とは違い、太陽の活動という、人間の力ではどうしようもない、外部の力が原因で人類が滅びます。自然破壊に対する警鐘というよりは、神による人類の粛正といった感じです。
また、本作では、神の存在を宇宙人として位置づけているようです。人類は、宇宙人によって持たされた種であると。そのため、宇宙人の声が聞こえれば、これからどのような事件が起こるか(起こされるか)わかり、それを書き写したのが件の書というわけです。
最終的にはその声が聞こえる"選ばれた"人が、宇宙人によって選別され、新たな種として、改めて世界を作り直します。最終的には、選ばれた子がアダムとイブで、新たな地球=楽園に降り立つ、という話になっています。
まあ、2012年に何が起こるかわかりませんが、たとえ太陽の活動が活発になっても、いきなり地球が滅びることは無いでしょうから大丈夫でしょう。
それに11年周期でやってくる太陽の活動に会わせて地球に危機が迫るのなら、とっくに滅びているでしょう。